- 日時:平成20年2月2日(土)
- 会場:八戸市視聴覚センター・児童科学館
- 参加人数:25人
- 司会:SSTA青森支部 事務局長 藤田 裕司
講師:ソニー教育財団 長沼 正幸
SSTA常任理事 工藤 隆継(SSTA青森支部長)
内容
平成19年度「ソニー子ども科学教育プログラム」並びに「ソニー幼児教育支援プログラム」の論文入賞校(園)の合同表彰式を行った。また,20年度の論文応募に向けての説明会及び論文作成の意義や作成における留意点についての研修会を行った。
■合同表彰式及び受賞校による発表■9:20〜11:30
ソニーマーケティング株式会社 長谷部恵一氏,ソニー教育財団 長沼正幸氏の御出席を賜り,論文入賞5校1園の表彰式を行った。その後,各受賞校(園)よりプログラムの概要について発表を行った。発表順序,内容は以下の通り。
優秀プロジェクト校
五戸町立南小学校
「自ら問いを生み,自ら問い続けることを心から楽しむ子どもを育てる新みなみプラン」
努力園
学校法人鵬学園 百石幼稚園
「科学する心を育てる心の種の育て方〜知識を体験へ,体験を知恵へ伸ばす実践から〜」
- 努力校
- 南部町立向小学校
「身近な自然に積極的にかかわる子どもたちに」
- 南部町立名久井小学校
「『学び達者人』を育てる名久井プラン〜セカンドシーズンからサードシーズンへ」
- 十和田市立南小学校
「追究することが好きな子どもを育む南小『科学化』計画」
- 七戸町立天間東小学校
「身近に科学を楽しみながら,小さな科学者を育てるひがしプラン」
■論文応募説明会■11:30〜12:30
講師:ソニー教育財団 長沼 正幸
2008年度論文応募要項に基づき,応募に当たっての留意事項について説明を受けた。論文を作成する際にはシンプルに分かりやすい構成・表記を心掛けること,子どもの姿が見える論文にすること,評価の仕方を工夫することなどが挙げられた。
また,論文の主題である「科学が好きな子どもを育てる」ために子ども時代に大切にしたいこととして以下四点の御指導をいただいた。
- 未知のことに取り組むおもしろさを大切にする(答えのないことの方が多いことを知る)。
- なぜ?どうして?と物事に興味関心をもつことを大切にする。
- 自分なりに考えて試してみること(探究心・実行力)を大切にする。
- 目の前の事実や多様な意見を素直に受け入れ,相手を尊重することを大切にする。
■講義 論文応募の意義■13:30〜14:15
講師 SSTA常任理事・青森支部長 工藤 隆継(五戸町立南小学校長)
工藤支部長からは,支部長本人がこの論文への応募を通じて得てきたことについてお話があった。特に心に残ったのは,論文の作成によって自分なりの理科のスタイルができあがってくる過程である。その歴史を間接的に追体験することによって,論文作成への意欲と明日の理科授業への情熱がこみ上げてくる思いであった。
■論文応募についての演習■14:15〜16:00
参加者を二つのグループに分け,「科学が好きな子ども」とは,どのような子どもなのかという主題の分析を行った。ブレーンストーミング的に意見を出し合い,そのイメージを創りあげていくとともに,そのような子どもを育てるための自校の現状や取組についての情報交換及び意見交流を通して論文作成の方向性を見出していった。
その後,演習の締めくくりとして,参加者それぞれの「科学が好きな子ども」を育てていくための方向性等を発表し合った。
財団の長沼氏から次のようなお話があった。
「初めから独自性を目指すのではなく,(取組の)結果として独自性が生まれる〜。」
今一度我々の目の前にいる子どもたちをしっかりと見つめ,地域・学校の良さを見いだして「科学の好きな子ども」を育てるための確かな取組を進めていきたい。そして,それが我々青森支部の2008年度論文として科学教育に資することを願っている。
また,今回,幼稚園の応募・入賞があったことをきっかけに,幼稚園〜小学校〜中学校が一体となった支部体制を確立し,「科学する心」を育て,「科学が好きな子ども」を育てていくための研究を進めていきたい。
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