日時:平成20年10月5日 日曜日
午前10時〜12時
- 会場:栃木市立栃木第一小学校 会議室
- 講師
株式会社 新興出版啓林館
編集部課長 八木 圭一様
栃木市立栃木第五小学校教諭 根岸昭人先生
- 司会 栃木市立南小学校 出井久美子先生
- 参加人数:13名
※栃木市小・中教研理科部会と合同開催
内容
研修1 新指導要領における移行措置及び教科書の内容変更について
株式会社 新興出版啓林館 編集部課長 八木 圭一様
1. 教科書及び補助教材の出版予定について
小中共に各学年1冊の補助教材を作成。B5判 単色刷り(一部多色刷り)になる予定です。来年3月には承認を受けて出版し、4月には全児童・生徒に無償配布となります。内容については検討中ですが、以前の教育課程で使われていた内容を新指導要に合わせた形で改編したり、学年移動の内容についてはそっくりそのまま移動することになります。教師用指導書の発行予定もあります。
2. 21年度用カリキュラム作成資料について
「年間指導計画」「単元ごとの指導計画案」「主な準備物」について、ホームページに掲載してありますので参考にしてください。尚、各校の校長先生宛に同様の資料を送付する予定です。
3. 教科書の中で使われる教材については、どの教材が良いか選定中なのではっきりしたことはまだお答えできません。来年1月頃には文部科学省の検定会議があるのでそれまでには決定していると思います。
※話を伺った範囲では、小学校には補助教材が配布されるので、現行の教科書と併用して学習を進めればよいようです。どこにその内容が挿入されるかは、来年4月に配布される補助教材にページ数が明記されているようです。
また、中学校においては、現在、分野ごとの上下巻になっており、教科書は手元にあ るので教える順序の変更で済む単元が多いようですが、小学校から移行する衝突や高校から戻ってくるイオンなどの内容及び、中学一年生に関しては下巻に記載されている内容のうち必要な内容が、補助教材として手元にくることになります。講師が「中学校はこれまで学年毎になっていなかったので、移行期間の扱いが大変複雑なものになりました。次回の教科書改訂からは学年別に作るようになると助かります。」とのことでした。中学1年生は、平成21年度からの移行があるので、年間指導計画の立て直しが必要になるようです。今回の研修会では、中学校の先生方から指導事例のアイディアが出されたり、移行の内容について質問が出されたりして、大変有意義な研修会になりました。

研修2 東日本ブロック別研修会報告・
科学の泉―子ども夢教室参加報告
講師 栃木市立栃木第五小学校教諭 根岸昭人先生
科学の泉―子ども夢教室

岐阜県白川郷での合宿の様子 |

水辺での活動 |
上の写真は、8月24日・25日に参加した白川先生主催の「科学の泉―子ども夢教室」の様子です。今年も大勢の子どもたちが熱心に活動を繰り広げました。白川先生のご専門である電気を通すプラスチックについての講義があり、実際に通電プラスチック作りを体験させて頂きました。反応が進むに連れて電気抵抗が減っていく様子がわかり、大変興味深いものでした。
東日本ブロック研修会(福島大会)報告
本大会では粒子グループに所属し、まずこの大会で課題となった科学的概念(ものの見方や考え方)について話し合い、小学3年生から中学3年生までどのような考え方の発達をするかについて系統図を考えました。それを元に、小グループに分かれて具体的な単元の構成を作る活動をしました。
根岸先生に小学校高学年の小グループで考えた、5年「もののとけ方」の単元構成を提案して頂きました。その話し合いの中で中心となった話題は、質量保存の法則の考え方を子どもたちが納得するかどうかでした。納得してもらうには、粒が小さくなっていくという考えを持つ必要があり、教科書会社さんの方でもそのようなイメージの図を載せたい意向のようです。しかし、小学校5年生の段階では見えない粒の考え方は難しいのではないかという意見が、小学校の先生からも中学校の先生からも出されました。新指導要領では、小学校3年生の内容に質量保存の考え方が入ってきます。今の教育課程では無理な考え方も、新指導要領の下では容易に考えることができる内容になっているかもしれません。いずれにせよ、指導者が今教えている内容の系統性を意識し、「将来のあの考え方につながる大切な事柄」という意識を持って指導する必要があると思います。
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