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福岡南支部だより 福岡南支部の活動内容を掲載しています

  28号 [2003年9月16日]
 
23本の重さ,これからの責任・・・
文責 ・ 福岡南支広報 藤本(福岡市立百道浜小学校)
 

  夏休み以前から取り組んだソニー子ども科学教育プログラムも南支部から23本提出することができました。決して数の問題ではないと思いますが,大切なのは,日高支部長が言われるように「出すことによって,ものが言える。」ということです。(本便り最後にも紹介)
私たちが今,全国に発信していることも,多くの実践を積み上げて自分たちの論をもっているからこそ,他から認めてもらえるということです。口で言うばかりでは,いけません。しかし,これからが大切です。この23本の論文の重さがこれからの私達の責任にもつながると思います。自分達が論じたことは責任をもって実践していくこと。それから,来年度の応募につなげること。以上のことを考えながら,今後も理科教育の発展のために活動を行っていきましょう。

23本の論文提出!! 山下先生
  山下先生から紹介がありましたように,事務局の瓦版にも南支部の努力が評価されました。他の支部にも南支部の努力が伝わったのではないでしょうか?ちなみに全体で239件の応募があったそうですので,約1割が南支部ということになります。
  以下の先生が今年度の応募者です。来年度もがんばりましょう。
赤木・明石・荒木・石井・石田・稲垣・井上・井倉・今村・岩田・鐘ヶ江・小谷・古賀正・近藤・島田・清家・関・日永田・振原・藤本・山下・脇元
お疲れ様でした。
応募結果については,ソニー教育財団・子ども科学プログラム、ホームページで。(12月中旬頃発表予定)

9月の実践報告 島田・藤本・日永田
  8月末の福岡・愛知理科研究交流会を受けて,予てから計画していた実践報告会がスタートしました。
今回は,理科教育学会全国大会で発表された藤本先生と島田先生です。
 今回私は,久しぶりに参加させていただきましたが,ものすごく進化していると感じました。本当に話題に取り残されそうでした。今回私が強く感じたことは,この学習会も「知識伝達―事例化」であるということです。今は既に,進藤先生による「知識伝達」の場面から,私たちが「事例化」を行う段階にきています。以下の多くの事例を出すかによって,南支部が全国に発信しているこの学習理論が証明できます。これから,この定例会による実践報告を通して多くの実践を積み上げ,より確立した考えを全国に発信していきましょう。

(1)藤本先生(福岡市立百道浜小学校)
実践 <小学校第4学年:電池のはたらき>
再現的事例化の局面での主な手だて
○ 電流回路の基本的モデルとして「チェーンモデル」
○ 直列・並列回路の特性をつかむための「水流モデル」
写真 写真
 <報告後の協議>
日高: 発展的事例化では,仮説検証的な言葉が子ども達から出てくることが必要ではないか。
赤木: チェーンモデルでの電気の負荷作用についてはどのように説明できるのか。
→ チェーンの役の子がモーターの役の子にタッチすることによって説明できた。
石田: 子どもから課題が出たようになっているが,子どもだけでどんどん課題ができるのか。3・4年生レベルでこのような課題がでるのか。
→ 太陽電池については教師が伝えた。
野口: 発展的事例化の場面では,ある程度の方向付けはいるのではないか。
  (島田先生の実践とも合わせて)

写真 (2)島田先生(福岡市立舞松原小学校)
実践<小学校第第5学年:生命のたんじょう>
再現的事例化の局面での主な手だて
○ 3つの神秘・4つの条件をニワトリの発生で再現的に事例化する
 <報告後の協議>
石井: ヒヨコを再現的事例化で使うより,発展的事例化で扱ったほうがよいのではないか?
→ 誕生させた喜びを感じさせたかった。しかし,ヒヨコ→メダカの順にすると,その後の学習がヒヨコの印象が強くなってしまった。
野口: 羊水の実験はどのような意味があるのか?この場面で気づかせたいことは何か?ビデオを見るだけで発展的事例化になるのか?
日高: メダカでやればよいという結論は簡単に出るのか?3つの神秘と4つの条件をきちんと説明することを,この実践の中で大切にしてほしい。
山下: ヒヨコで始めたことで,生命の神秘や大切さはわかる。しかし,発生時の順序を見せることを考えると,メダカの方がいいのではないか?
→(日高)指導書に縛られてはいけない。変えようと考えているのだから。
脇元: 発展的事例化はもっと大胆になる方がよい。メダカと人にこだわりすぎ。もっと「問いづくり」を重視した方がいい。
  お二人の先生方,貴重の実践報告ありがとうございました。

実践報告の確認
  前号でもお知らせしたように,9月から実践報告を行っています。今回は,上記の通り理科教育学会における藤本先生と島田先生の発表でしたが,来月からの報告者が決まりましたので,お知らせしておきます。また,以下の方以外でも実践をされた方は,報告できるようであれば進んで発表していただきたいと思います。この報告者の中から,2月にある5支部交流会の発表者を選定したいと考えています。
定例会 実践報告者
9月(済) 島田(5年:生命のたんじょう) 藤本(4年:電池のはたらき)
10月 石田 小谷 山下
11月 井上 赤木  
12月 明石 近藤  
1月 岩田 石井  
2月 山本 稲垣  
3月 鐘江 脇元  

授業に利用できそうなホームページの紹介から(藤本先生)
  兵庫県姫路市在住の池内満さんの「分子のおもちゃ箱」というページの紹介です。以前から,本支部でも,知識伝達の場面で分子の動きについてのコンピュータシミュレーションを考えていましたが,実際に作成して公開している方がいらっしゃいます。 是非一度ご覧ください。作成等で尋ねたいことがある方は,藤本先生を通してコンタクトを取られるといいかと思います。中にあるリンク集には,他にもシミュレーションを見ることができるサイトを紹介してあります。→「分子のおもちゃ箱


日高支部長から
  事務局の瓦版から・・・。南支部の論文の応募によって,他の支部の刺激にもなっている。「やる時はやる。」という,南支部の底力を他に知らせることにもなった。「出すことによって,ものが言える。」南支部の意見がこれで堂々と言える。しかし,これが今年限りで終わらぬよう,今後も南支部の結束を見せていきたい。

事務局から
9月16日日 出席者 17名 2003年度 会費納入者 15名 次回予定
日高、野口、大村、赤木、明石、石田、岩田、井倉、稲垣、島田、小谷、脇元、藤本、日永田、山下、山本、石井 日高・山下・明石・鐘江・脇元・赤木・藤本・山本・岩田・小谷・古賀・野口・振原・近藤・荒木 <期日> 未定
<場所> 未定
<時間> 未定
<内容> 実践報告
石田,小谷,山下
後ほど連絡をします。


写真 この「福岡南支部だより28号」の原稿をPDFでダウンロードできます。印刷にもこちらをご利用下さい。 PDF
0309_02.pdf
[119KB]

 

   
   

     
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