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福岡南支部だより 福岡南支部の活動内容を掲載しています

  36号 [2004年10月1日]
 
9月定例会内容
文責 ・ 福岡南支広報 藤本(福岡市立百道浜小学校)
 
9/14(火) 博多市民センター 19:00〜21:00

実践発表 稲垣

単元 4年「とじこめた空気と水」
知識伝達の場面
1 ビニル袋にとじこめた空気や水を比べる
2 注射器にとじこめた空気や水を押し縮めた時の違いを比べる
3 注射器の空気くん物語を聞いて、空気の弾性のイメージを明確にする。
 見本のおもちゃの空気の変化のイメージを空気くんと玉ちゃんで考える。

事例化の場面
3 閉じこめた空気や水を使ったおもちゃの設計図を描く
4 おもちゃを制作する
5 自分の作ったおもちゃの仕組みを物語で説明する
6 完成したおもちゃで相互交流する

単元 4年「電池のはたらき」
知識伝達の場面
1 モーターの風の違いを体感する
2 電気くんの流れと関連づけて電気の大きさを見通す。
3 電流計をつかって電流の大きさを確かめる
4 直列・並列つなぎの電流の大きさが違うわけを調べる。
5 直列・並列つなぎのよさをまとめる
6 光電池をつないで自由試行する
光電池と乾電池の長所・短所をまとめる

事例化の場面
7 電池2個をつかったおもちゃ作りを計画する(2時間)
9 電池2個をつかったおもちゃを制作する(3時間)
12 完成したおもちゃで相互に交流する

稲垣: 体感を重視した知識伝達・事例化学習を試みた。「知識伝達の授業って何だろう?」と改めて考えてみた。また、今回の実践が「本当に知識伝達・事例化学習にあたるのか?」と悩んでいる。
石田: この取り組み(知識伝達・事例化学習)の初っぱなは、「授業の中からウソを無くしていこう」と言うことだったはず。ズバリ教える。
日高: 事例化が、おもちゃ作りだけになっている。「事例化は=おもちゃ作り」ではない。事例化に重点を置いていない。事例化こそ大事なところである。
知識伝達の場面では、「感覚的対感」→「メタファーの導入」→「定量的対感」という構成で今回の実践を行ったのが、新しい試みのように感じました。ただ、それが福岡南の知識伝達・事例化学習に沿うものになるのかどうかが、議論となり、稲垣先生ご自身も悩まれていました。

実践発表 稲垣
子供の学びが育つ理科学習への方策を求めて
―知識伝達・事例化学習による授業の改善―
内容
今までの学習法では、子供の学びの成立に多くの疑問を感じざるを得なくなった。

  1. 理科離れは、小学校の先生たちの中に
  2. なぜ、子供にとって価値ある理科学習が実現しないのか
    【1】 小学校の諸研究大会の研究主題から
    1 より科学的な見方や考え方へと磨き合い、高め合う理科授業の創造
    2 科学的な力を身につけた子供を育てる理科学習
    3 共に学びを拓き、科学する喜びを実感する理科学習
    4 自然な働きかけ、自然への共感から、豊かな心と確かな力を育む教育の実践
    5 人間性豊かな児童を育てる理科教育
  3. 研究大会に共通する問題と課題
    【1】「確かな問題をもつ」「見通しをもつ」という表現が安易に使われていないか
    【2】「自ら自然に働きかけ」「生き生きと活動し」という表現の心地よさと実態のずれ
    【3】振り返ることを求めているが、子供は何をもとにどう振り返るのかという疑問
  4. 知識伝達・事例化学習の可能性
    進藤が私たちに提案していることは、探求学習が形式化しているという現状を厳しく見つめ、子供の学びにつながる理科学習を演繹的な活動を中心として再構成しようということだと受け止めている。
     写真探求学習の考え方の中にある、「学習者が教授内容に内在的に動機づけられることにより学習しようという欲求を保持させるためには、基本的概念を子供の思考形態に合わせて提示することが有効である。」「発見のためには、直感的思考が重要だが、直感的思考をするためには、それに関連している知識の領域とその知識の構造に通じていることが重要である。」を振り返る時、知識伝達・事例化学習の考え方で実践研究を繰り返し、これまでの指導を振り返ってみることが授業改善のための有効な一方策であると考える。

その他・諸連絡  赤木・藤本
来年度、福岡南で行われる「若手研修会」の内容を募集しています。山下さんへ1人1つは、そのアイデアをメールしてください。
 10/22(金)に笹丘小学校で、理科・生活科の研究発表会が開かれます。山下先生・明石先生・赤木先生が、知識伝達・事例化学習の実践を発表されますので、是非ご覧ください。また、前日の10/21(木)に百道浜小学校で藤本が「もののとけ方」で実践を発表します。愛知教育大学の川上先生が、授業を見に来てくださいます。ご希望の方には、出張依頼書を発送いたしますので、藤本までご連絡ください。 1642951111@jcom.home.ne.jp

次回の定例会 赤木
10/13(火)19:00〜21:00 博多市民センター(予定)
指導案審議 
内容:もののとけ方 藤本

参加者・会費納入者 事務局
参加者(9名):日高・石井・赤木・稲垣・藤本・荒木・石田・山本・木村

写真 この「福岡南支部だより35号」の原稿をPDFでダウンロードできます。印刷にもこちらをご利用下さい。 PDF
0406.pdf
[72KB]

 

   
   

     
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